中国経済の行き詰まり

30数年にわたって高度成長してきましたが、その原動力は外国企業の中国投資と土地住宅価格の高騰、金融市場からの多額の資金調達等あらゆる面で高度成長を達する条件が整っていました。

ここへ来て景気対策はいくらでも打てるのですが、高速道路はもうすでにできており、住宅も十分にできており、高速鉄道も十分作り、これから作るものは再三が取れず、ますます借金を増やすだけのこととなり、景気好転は望みにくいところに来ています。

おまけに人口が減り始める段階に入り、非常に難しい時代です。

アメリカは自由があることと人口が減らないことが強みで、景気後退も短く終わる可能性もありますが、バブルに支えられ高成長した部分が多く、中国も同じくバブルで景気を引っ張った部分が多いので、両国とも簡単に元の状態に戻れないものと思います。

このような状況でも周期的に日本が好景気を謳歌することができるものと思います。